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03 HOME KITCHEN PHARMACY - MOTOKO WAKI

02 HOME KITCHEN PHARMACY - MOTOKO WAKI

PROFILE
脇 もとこ(ワキ モトコ)
参鶏湯研究家/薬膳アドバイザー
HOME KITCHEN PHARMACY 主宰
PHARMACY」という薬膳や発酵食を通して、キッチンから広がる健康的なライフスタイルを提案するプロジェクトを主宰し、数々のワークショップを 展開中。2018年8月より松陰神社商店街にて「小さな参鶏湯屋」開催中。
homekitchenpharmacy.com

漢方の勉強中に出合った、
コールドプレスジュース

参鶏湯研究家として、日々食と健康の関係性に向き合う脇もとこさん。参鶏湯の作り方をセナミーで講習したり、参鶏湯を簡単に作れるスパイスセットの販売、都内のカフェで曜日限定の参鶏湯ランチを提供したりする。

「参鶏湯に出合ったのはちょうど7年前。娘のお友だちの家でご馳走していただき、美味しかったのか、その日から『ママ、あれ食べたいから作って』とリクエスト。レシピを調べて作ったところ、簡単で美味しい。その後、本格的に作ってみたくなり、生薬をいろいろ取り寄せて、自分なりのレシピができあがりました。」

さらにそれがきっかけとなり、漢方、そして薬膳の勉強も始めた。

「薬膳を学ぶには、まず始めに古代中医学の理念を学ばなければいけなかったんです。次に漢方薬の勉強をして、ある程度人の体調を診断できるようにならないといけない。それをクリアして、初めて薬膳の勉強ができるのです」

学校に通い、座学で知識を学びながら、家ではさまざまな漢方薬を自分で飲んで試してみる日々。そんなタイミングで、突然夫が購入したヒューロムのスロージューサーと出合った。

「夫が友達とキャンプに行き、そこにDAY BY DAYの藤井夫妻がいて、毎朝ヒューロムのスロージューサーでコールドプレスジュースを作ってくれたそうなんです。体がボロボロに疲れてもジュースを飲んでいると、元気になって体調もいい。これは何だ?とその魅力にハマり(笑)、ふだん食にはさほど熱くならない夫が、即購入してきました」

高麗人参のジュースで
毎日が元気いっぱい

「漢方では“気”“血”“水”のバランスがよく、体の中が滞りなく巡るのが理想。もし気が足りなければ補充し、詰まっているものは流したり。ちょうど自分の体を診ては漢方薬を試していたタイミングでジューサーが届いたので、すぐにその診断でジュースの素材を選び、試してみました。飲んで20分で体に負担なく栄養素を吸収できるせいか、すぐに体調がよくなり、それ以降、すっかりハマりました」

脇さんはにんじん、りんご、レモンの基本ジュースに、漢方に基づいた素材をプラスすることが多い。

「夫は嫌がるんですが、私が好きでこっそり加えているのが生の高麗人参なんです(笑)」

日本にある365種類の生薬の中でも、サポニンの含有量がダントツに高い高麗人参。滋養強壮、抗酸化、免疫力向上、肥満予防などの効果がある。

「これを飲んでいれば毎日本当に元気に動けます」

ジュースの効果は、
精神面にもプラスに

脇さんは、アートディレクターの夫と娘との3人暮らし。家族の傍らには、つねにラプラドゥードルのフォンドが寄り添う。

「朝は6時に起きて、子供の朝ごはんの準備から始まります。ジュースは夫が作ったり、私が作ったり。果物は体を冷やすので、寒い時期は白湯で体を温めてからジュースを飲みます。ベーシックなにんじん、りんご、レモンのジュースを中心に、夏はスイカを使ったり、クーラーで体が芯から冷えていると感じたときは、あえて生姜を加えたり。秋はどんな野菜とも相性がいい梨を、冬場は体を温める生姜をよく使います。また漢方でいう“血”を補うビーツも、我が家ではジュースにします。カリウム含有量が高いのでむくみや高血圧に効き、皮の色素が抗酸化力の高いポリフェノールの一種なので、皮ごと絞れるコールドプレスジュースは理想的な摂取法なんです」

漢方や薬膳を学んだからこそ、これからの人生にコールドプレスジュースは欠かせないと実感。

「体は食べたものでできていますから。口にいれたものが骨となり、血となり、肉となるんです。そして飲み始めて気づいたんですが、私にはジュースが精神面にもすごく影響していると感じています。中医学によると食べるものは自律神経にも作用するのですが、飲み始めてから、私も夫も落ち込むことがなくなったんです。とてもポジティプになりました。中医学では“血”が不足すると精神的に不安になったり、自律神経に影響がでるといいます。ほとんど毎日飲んでいるにんじんやりんごは“血”を補うから、それが私たち夫婦にいい影響を与えているのかもしれません」

※当記事の内容は個人の体験談です。野菜・果物に含まれる栄養素の摂取量と効果の関係には個人差があり、特定の利用法を推奨するものではありません。当記事に起因する問題に関して当社は一切の責任を負いません。